ぼちぼちレッドビーチも店じまいですな。
沖縄本島屈指のマクロポイント。
レッドビーチ。
金武の名護湾にあって、北風にめっぽう強い。
ただ、南風になると風波があたり、ウネリも入り、
透明度も激悪になるので、
まさに冬限定のポイントってところ。
沖縄ではもうそろそろ北風から南風に切り替わる時期。
それにともなって、ここで潜るのも難しくなるんですよね〜。
ということで、今月頭にじっくりたっぷり100分オーバーで潜ってきたので、
そのときの生物達をご紹介ってね。
ちなみにウミウシが有名なポイントではあるけれど、
あえてそれを除いた、魚、甲殻類をご紹介ってね。
まずはここ最近、居ついているっぽいカエルアンコウ。
ビーチでカエルアンコウが見られるってのは、
ちょっとお得感があったり。
まあ、伊豆では普通であったりするけど、ここ沖縄ではレアものなのだ。
次はタンザクハゼ。
これこそ、このレッドビーチ以外で見ることはない。
まあ、いくらレアといっても、
見た目があまりに地味すぎる。
そして、非常にナーバスなのですぐに引っ込んでしまうのだ。
さらには、このタンザクハゼエリアまで潜っていくと、
なんと片道30分オーバー。
ある意味、上級者が見る生物だったりも。
こちらも地味ですが、ムチヤギカクレカニダマシ。
おそらくレッドビーチ以外で見ることはないであろう。
ちょっと腕組みしてるような太々しさがいい感じかも。
ヨコシマエビ。
普通はガレの裏などにいることもあるけど、
とにかく動きが素早いので撮影は難しい。
ここの個体は、ちょうど溝のようなところにはまったガンガゼの奥に
隠れているので、写真のほうは比較的撮りやすいかも。
ただ、個体数が年々減少してるので、
ひょっとしたら来シーズンは見れないかも・・・。
ただ、ここに入れなくなると、
冬も終わったな〜って感じかも。
こうなると、真栄田岬や残波岬にも入れるようになるんですよね〜。